春の鴨川

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航空機で京都に行く

 遠方からお越しの方は飛行機がベストな選択肢となるでしょう。しかし、京都には空港がありません。飛行機で京都に来ようとすると、関西圏内の空港を利用することになります。というわけで各空港の特徴や、京都までのアクセスを紹介します。



伊丹空港(大阪国際空港)

 京都から一番近い空港です。大阪と兵庫の府県境にある、国内線メインの空港になります。我が国第二の都市の空の玄関というだけあって、全国各地の都市とを結ぶ便が就航しているだけでなく、大阪市内までは約30分、京都までは約1時間という立地です(首都圏における羽田空港みたいですね)
 京都市内までのアクセスは主に2つあります。一つ目は鉄道。伊丹空港からモノレールと阪急電車を乗り継いで京都の中心、烏丸まで約1時間10分の670円かかるルートが京都市民にとって一般的です。
 2つ目はリムジンバス。お値段は1310円で所要時間は標準で50〜55分となっていますが、大阪・京都間はどうしても渋滞してしまうので、場合によっては鉄道の方が早いかもしれません。急がない場合や、座ったまま楽に行きたい人にはリムジンバスがおすすめです。

関西国際空港(関空)

 大阪の南の方、和歌山のにおいがする地域にある空港です。関空の特徴はなんといっても就航しているLCCの多さ。国内線だけでも札幌(新千歳)、仙台、東京(成田)、松山、福岡、長崎、鹿児島、那覇、石垣との間でLCCが飛んでいます。私もよく関空からLCCを利用していて、今までに東京、松山、長崎と台湾の台北に行ったことがありますが、値段の安さにはいつも感動しています。JALやANAを使うなら伊丹便がいいですけど、LCCで京都に行くなら必然的に関空を利用することになります。(伊丹にはLCCはこないので)
 では、関空から京都までのアクセスはどんな感じなのでしょうか。選択肢は伊丹と同様に、大きく分けて2つ。一つ目はリムジンバスです。お値段は2550円もするので、せっかくLCCで節約したのに・・という感じですね(´・ω・`) 所要時間は90分〜100分程度かかります。混雑する都市部をあまり通らないので、大幅に遅れる可能性は伊丹ほど高くはないと思います。
 選択肢の2つ目は鉄道。鉄道でも更に細かく分けて2つあります。まずはJRを使うパターンがあります。「関空特急はるか」という空港と関西の各都市を結ぶ電車があって、それを使えば2850円、所要時間は90分で京都駅まで直行します。こちらは大阪の中心部を通って行くので、より関西に触れたい人や快適に行きたい人におすすめです。もう1つのパターンは私鉄を乗り継いでいくというもの。京都アクセスきっぷという割安な切符を使えば、京都まで1230円で行けます。これが関空から京都までの最安のルートです。残念ながら所要時間は京都の烏丸まで2時間近くかかってしまいますし、通勤電車に乗るので時間帯によってはすごく混雑しているので注意しましょう。

神戸空港

 神戸や大阪でも観光するなら神戸空港もアリですけど、京都だけを観光するならおすすめしません。神戸空港から京都までのアクセスは鉄道に限られます。お値段は1410円、お時間は90分くらいかかります。
 神戸空港にはスカイマークやエア・ドゥといった「ちょっと安い航空会社」やJAL、ANAなどが就航しています。伊丹や関空に行く便を取れなかった時に検討するといいかもしれません。